※本記事は、2022年5月25日刊行の定期誌『MarkeZine』77号に掲載したものです。
以下6名の方からコメントをいただきました。
定期誌『MarkeZine』77号 特集:デジタルで進化するテレビマーケティング
第1回:本格化するテレビ広告のDX──視聴者・サービス提供者・広告主の変化に見る「テレビ活用」最前線
第2回:大切なのは、顧客理解×サービス/プロダクトに基づくマーケ戦略。ノバセル田部氏が語る本質的なテレビ活用
第3回:テレビ視聴の浸透、計測の進化──OTT広告が持つ可能性
第4回:テレビマーケティングの進化を支えるサービス群(本記事)
第5回:キッコーマンソイフーズが語るSAS活用 データを武器に進める「テレビマーケティング改革」
第6回:デジマの経験はテレビCMにどう活きる?「バクラク」のマーケターに聞く
データサイエンスの活用でマーケティングROIの最大化を実現
サイカ:「ADVA」
どんなサービスですか?
ADVA(アドバ)は“成果にコミット”する、データ戦略型アドエージェンシーです。テレビCMに限らず、すべてのマーケティング施策の戦略策定・実行・評価にデータサイエンスを活用し、マーケティングのROI最大化を実現します。
具体的には、デジタル広告とテレビCMを横並びで評価し、売上などの最終成果が最大となる最適なメディアの投資配分を算出。クリエイティブの開発やメディアプランニングの最適化も図ります。テレビCMにおいては、目標を上回った場合のみマージンをお支払いいただく成果報酬型モデルの出稿が可能です。
特長は、データ分析の会社だからこその豊富な分析実績とノウハウをもとに、成果向上の確実性の高い統合マーケティングコミュニケーション戦略を企画・実行できること。ADVAを活用することで、「やってみないと成果が上がるかわからない」と不確実性のある広告を、「確実に成果を上げる」広告に変えることができます。
ツール活用のイメージは?
「1.戦略策定」「2.クリエイティブ開発」「3.メディアプランニング」「4.メディアバイイング」「5.分析・評価」の全ステップで活用できます。
- 戦略策定:市場分析、戦略立案、施策設計、予算配分すべてのプロセスにデータサイエンスを実装し、課題特定から打ち手の立案、実行プランを構築。
- クリエイティブ開発:脳波とデータサイエンスで成果につながるクリエイティブ要素を特定し、それをもとにクリエイターのアイデアを掛け合わせることで、狙った成果を実現。
- メディアプランニング:GRPなどのリーチの最大化ではなく、ROIの最大化を目的としたプランニングを実行。
- メディアバイイング:事前に合意した目標成果ラインを達成した場合のみマージンを支払う成果報酬型で出稿。
- 分析・評価:再度オンオフ統合分析を行い、次回プロモーションの改善を図る。
使用しているデータ
各広告の出稿データおよび成果データ(個人をトラッキングする分析手法ではなく、個人データは不要)、メディアプランニングにおける視聴率データ、コスト、エリア、ターゲットデータ、クリエイティブ開発における脳波データおよび定量調査データ、視聴率データ
株式会社サイカ 事業本部 ADVA事業部 Integrated Marketing Strategy部 部長 兼Integrated Execution Service部 部長 古川琢也氏