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博報堂DYHDが「拡張体験デザイン協会」に参画 サイバーフィジカル社会における体験産業の発展を目指す

 博報堂DYホールディングス(以下、博報堂DYHD)は、産業技術総合研究所(以下、産総研)が設立した「拡張体験デザイン協会」に参画。博報堂DYHDのマーケティング・テクノロジー・センター所属の研究員2人を産総研の「協力研究員」として派遣する。

 同協会は、サイバーフィジカル社会(※)における生活者の安全で快適な体験をデザインするための評価手法の確立と、効果的なデザインの普及を目的とする機関だ。具体的には、情報・製品・空間・サービスなどを体験価値の観点から設計する方法論を策定。また、拡張体験がユーザーの認知行動に及ぼす影響とその価値に関する評価基準を確立し、体験産業における日本の国際競争力の強化を目指す。

※生活空間のDX、AR、複合現実(MR)、スマートシティ、メタバースなど、現実の生活空間とサイバー空間とそれらを融合した社会のこと

 博報堂DYHDは、同協会に会員企業として参画し、他の企業やアカデミアと連携。これにより、安全で快適なサイバーフィジカル空間における体験デザインのための評価基準を策定していく。協力研究員の2人は、同協会の事務局メンバーとして運営推進を担当。これまで培ってきたナレッジを活かし、サイバーフィジカル空間における体験産業の発展促進を目指す。

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MarkeZine(マーケジン)
2022/06/07 13:00 https://markezine.jp/article/detail/39162

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