広告クリエイティブと記事LPの相性テストが簡単に

──記事LP制作の観点から見た、Squad beyond導入の効果を教えてください。

盛：記事LP制作やLPOがとても効率的になりました。まず記事LP制作では、制作スピードが圧倒的に変わりましたね。外注していた頃は配信までに1ヵ月半ほど時間がかかっていました。しかし今では、最短で数日から1週間程度で制作できるようになりました。効率化した分、制作本数や内容など、量と質にこだわれています。記事LPのA/Bテストも、簡単に行うことができます。

　LPOは、これまでは記事LPの改善のたびに新たにURLを生成し、入稿をする手間がかかっていました。しかしSquad beyondは既に入稿済みである1つのURLの配下に複数記事LPを紐付けすることができるため、5分に1回の頻度で検証を行えます（実際は検証母数がある程度溜まったタイミングで検証を繰り返しています）。検証までのタイムラグによる機会損失が大幅に解消されたことで、今まで以上に効率よく獲得を伸ばすことができていると日々実感しております。結果、Squad beyondでの制作を導入したD2Cの案件では売上が300％も拡大しました。

──目的としていた、スピーディーな記事LP制作とLPOが実現したのですね。

盛：今は、Squad beyondのBranch Operationという機能を使って、広告クリエイティブと記事LPの組み合わせテスト配信を行っています。簡単にテストすることができ、非常に便利ですね。組み合わせひとつで広告効果は2倍も3倍も変わりますから、力を入れるべき点だと認識しています。

赤井：Branch Operationの機能は、他のSquad beyond ユーザー企業様からも好評です。バナーやテキストなどクリエイティブの数値が良くても、記事LPが良くなければコンバージョンにはつながりません。広告クリエイティブと記事LPの整合性を取るだけでも、CPAやCVは改善できますので、引き続きご活用いただきたいです。

東：単品リピート通販の領域で言いますと、年間数十億円分の広告をSquad beyondで配信しています。それだけ、広告効果が高いということです。

　サイバーエースでは、単品リピート通販のお客様だけではなく、金融系や教育系など幅広い業種お客様を担当していますので、様々な業態で成功事例を作っていきたいと考えています。また記事LPにもトレンドがありますので、挑戦できる余地はまだまだあります。EC業界の記事LPの新しいスタンダードを弊社から生み出したいです。

モノを売ることに特化したライティンググループを目指す

──終わりに、今後の展望を教えてください。

赤井：Squad beyondは、デジタルマーケティングの業務全体をDXするプラットフォームです。これまで点と点で散らばっていた業務や、システムのせいで属人化・複雑化していた広告運用の一連の業務をどんどんDXしていきたいです。今後は機能開発への投資だけでなく海外展開も見据えていますので、ぜひご期待ください。

中出：引き続き、Squad beyondユーザーの皆さまが、「どんなことを実現したいのか」をくみ取った、ユーザー視点のカスタマーサポートに努めたいです。新しい機能についても、開発の背景まで理解した上で、ユーザーの皆さまにご案内したいと思います。

東：セールスライティンググループを、広告市場で一番強いライターチームにしたいですね。サイバーエースのライターは、攻めのライターです。お客様の商品を実際に使ったり、ときには営業と一緒にお客様との打ち合わせに参加したりと、営業としての視点も持ちながら制作に取り掛かっており、お客様の事業成長に貢献する意識が強いメンバーがそろっています。

　「ライターが良いから、仕事をお願いしたい」と言われるようなチームを目指します。そして、単品リピート通販の領域でシェアNo.1を獲りたいです。

盛：Squad beyondを導入したことで、スピーディーなLP記事の制作と検証が可能になりました。弊社の強みである「運用ノウハウ」と「Squad beyond」を掛け合わせ、景表法や薬機法を遵守した上で質にこだわった、クリーンかつ獲得を加速させる記事LPをお届けしたいと考えています。

　また、事業パートナー様の商品・サービスの獲得最大化に最速で貢献し、今後弊社のライティンググループはより幅広いお客様の事業成長の一躍を担う存在となるべく、さらなる体制の強化に取り組んでいきます。