電通は、ファンベースカンパニーと業務提携し、共同開発した企業の継続的成長を支援する「ファンベースCXプログラム」を7月1日より提供開始した。これは、商品やブランドを愛するファンに対して誠実に向き合う「ファンベース」視点で、企業のCX(顧客体験)全体の改善・開発を支援。顧客生涯価値(LTV)を継続的に向上させる好循環、「ファンベースCXループ」を創造することが目的のソリューションだ。
「ファンベースCXプログラム」は、電通が取り組んできたCX全体の統合的なコミュニケーションを、ファンベースカンパニーが「ファン中心の視点」で見つめ直し、再構築した新しいプログラム。電通CXクリエーティブ・センターのクリエイターと、ファンベースカンパニーとが協業し、以下の4つの価値を提供する。
- 現在のファンとの関係性を強化し推奨意向を向上させる、一体化されたコミュニケーションアイデアの立案と実施
- ファンの思いと推奨行動を新規顧客獲得拡大につなげるクリエイティブ施策
- 社員のモチベーションを上げ、社内のファン度を高める「社内ファンベース」
- ファンベースカンパニーの独自開発ツール「ファンベース診断」を用いた分析と継続的な効果検証
【関連記事】
・アライドアーキテクツとファンベースカンパニー、企業とファンの絆を強める「Fan道」を共同開発
・野村HD、アライドアーキテクツ、佐藤尚之氏が「ファンベース」を基盤としたマーケ支援会社の設立へ
・ファンマーケティングをワンストップで支援 凸版印刷が「ファンシェルジュ」を提供開始
・旭酒造がSalesforceを導入 顧客属性に基づくコミュニケーションで関係性を強化/ファン化を促進
・ピエトロ、ファンコミュニケーションの強化目指し公式アプリをリリース