デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下、DAC)は、小学館のメタバースプロジェクトに参画することを発表した。
DACは、XR・メタバース領域におけるメディアおよび広告ビジネスデザイン事業「arrova(アローバ)」を展開中だ。一方の小学館も、XR・メタバースを活用したプロジェクトをローンチ。同社が保有するコンテンツと読者をつなげるメタバースメディア「S-PACE(スペース)」の一般公開を予定している。
arrovaでは、2021年に発足した小学館のXR事業推進室とともにメタバース事業に関する協議・計画を行ってきた。今後、両社は連携を強化し、XR・メタバース領域におけるコンテンツとコミュニティ形成のほか、次世代のメディアコミュニケーション体験の策定・開発を実施予定。また、DACが保有するメタバース広告のアセットを用いた事業共創も検討していく。
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