楽天グループ(以下、楽天)と博報堂DYホールディングスは、新たなデータソリューションを研究・開発する新会社「楽天データソリューションズ」を設立。9月1日より営業を開始した。
楽天データソリューションズは、楽天が蓄積する、1億以上(2022年6月時点)の会員基盤を活用したオンライン・オフライン双方における消費行動分析データと、博報堂DYグループが保有する生活者データとメディアデータ、マーケティングの知見を活用して、広告クライアントを対象としたデータソリューションの研究・開発を行う。
近年、マーケティング活動において、顧客のLTV(顧客生涯価値)を最大化していくことが、企業の継続的な事業成長にとって欠かせないものとなっている。そのため、各企業は「認知」から「購買」、「ファン化」まで、生活者の行動におけるすべての段階に対応したフルファネルでの対応が求められている。
こうした環境のもと、楽天データソリューションズでは、一気通貫したマーケティング活動に寄与する新たなデータソリューションの研究・開発を行う。
【会社概要】
社名:楽天データソリューションズ株式会社
所在地:東京都世田谷区玉川一丁目14番1号
資本金:5,000万円
出資比率:楽天グループ株式会社51%、株式会社博報堂DYホールディングス49%
代表者:代表取締役社長 田中 利昌
設立日:2022年8月10日
営業開始:2022年9月1日
【関連記事】
・【回答募集中】MarkeZine、マーケティング動向を探るアンケート調査を実施中!
・博報堂DYグループ、新会社「SP EXPERT’S」を設立/販促DXを支援し新たな買い物体験を提供
・プレイドと三井物産、新会社「.me」を設立 データを活用したブランド開発やメーカーのDX推進を支援
・博報堂DYメディアパートナーズとUUUM、合弁会社設立 日本のライブコマース市場を牽引
・ドコモとサイバーエージェント、 広告事業に関する新会社「Prism Partner」を設立