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東急百貨店と日立、渋谷ヒカリエShinQsなどで小型無人店舗サービスを活用した実証実験を開始

 東急百貨店と日立製作所(以下、日立)は、日立の小型無人店舗サービス「CO-URIBA(コウリバ)」を活用した新たな買い物体験の提供および店舗間の送客・誘導につなげる実証実験を開始する。同サービスは、センサーを活用した行動ログの取得、データに基づくデジタルサイネージによる誘導、生体認証などによる本人確認や自動決済までを行う小型無人店舗サービスだ。

CO-URIBAの利用イメージ
CO-URIBAの利用イメージ

 具体的には、対象売り場の化粧品の購入者もしくは対象のビューティー・リラクゼーション店舗の利用者に、フロア内のCO-URIBAで他店舗にて取り扱う化粧品ブランドのサンプルやサービスチケットを配布。その際、商品棚と天井に設置した高精度センサーで利用者が何を手に取ったかなど行動ログのデータを収集し、アンケート結果などと組み合わせて分析を行う。

 またCO-URIBAに入店する際、LINEアカウントに表示されたQRコードをかざすことで、東急百貨店で保有する利用者の属性情報と紐づける。これらの属性・行動データなどに基づき、LINEによる販促やサイネージ広告による誘導といった様々なマーケティング施策を展開。各店舗への送客・誘導につながるか検証する。

 なお同実験は、東急百貨店本店、渋谷ヒカリエShinQs、+Q(プラスク)ビューティー(渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン6階)の3店舗にて実施。期間は、2022年9月15日から9月21日と、2022年10月27日から11月9日だ。

 今後両社は実験の効果検証を行い、コスメ&ビューティーフロアのほか様々な施設にCO-URIBAの展開を検討している。

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2022/09/06 17:30 https://markezine.jp/article/detail/39972

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