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ワークエンゲージメントが高い店舗は顧客体験も高スコア MS&Consultingと産総研が共同調査

 覆面調査モニターサイト「ミステリーショッピングリサーチ」を運営するMS&Consultingは、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下、産総研)と飲食業界における従業員エンゲージメントと顧客体験(CX)に相関関係についての共同研究を行い、相関関係を確認した。

 調査の結果、ワークエンゲージメントの要素である「仕事への誇り(自分の仕事に「誇り」を感じているか)」のスコアが高い企業は、優れた顧客体験(CX)を提供できている比率も高い傾向にある。

 顧客から「接客サービスが期待以上だった」と回答される割合は、「仕事への誇り」が上位のグループ(スコア53以上)と下位のグループ(スコア48未満)では約1.6倍の差があることがわかった。

仕事への誇り(横軸)と接客サービス(縦軸)の関係
仕事への誇り(横軸)と接客サービス(縦軸)の関係

 また、従業員エンゲージメント調査項目の中で、接客サービスとの相関が最も高かった項目は「お客様への思い(同僚・仲間は、お客様に喜んでもらいたいと思っているか)」だった。これにより、優れた顧客体験(CX)を生み出すためには個人のエンゲージメントだけでなく、チームとして「お互いに信頼関係がある(特に「お客様に喜んでもらいたい」という思いが共有できている)」ことも、重要な要素になることがわかった。

お客様への思い(横軸)と接客サービス(縦軸)の関係
お客様への思い(横軸)と接客サービス(縦軸)の関係

 【調査概要】
対象:覆面調査「ミステリーショッピングリサーチ」と従業員エンゲージメント調査
  「tenpoketチームアンケート」を導入しており、各調査が10調査以上ある外食企業62社
調査数:ミステリーショッピングリサーチ/17,196調査、
   tenpoketチームアンケート/ 65,122調査
期間:2020年6月~2022年9月

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MarkeZine(マーケジン)
2022/11/04 11:00 https://markezine.jp/article/detail/40488

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