電通ジャパンネットワーク(以下、DJN)と電通国際情報サービスは、従業員一人ひとりの脱炭素アクションを企業PRにつなげる環境配慮型ソリューションの開発に着手。2023年に正式ローンチする予定だ。
両社は電通国際情報サービスが提供する「DayTree(仮称)」のβ版を基にソリューションを開発。DayTreeとは、脱炭素に関する教育コンテンツの配信機能と、従業員が行ったエコアクションを投稿・シェアする機能を備えたスマートフォンアプリだ。アクションに応じたポイント付与のほか、炭素削減量の表示やチャレンジイベントの開催など、従業員の行動を喚起するための仕組みも備えている。
今回両社が開発に着手したソリューションでは、DayTreeにDJNのマーケティングやデータ分析の知見を連携。具体的には、DayTreeの使用結果の定量的・定性的な分析や、分析結果および従業員の投稿内容を基にしたコンテンツ化、対外PR発信などを行う。
ソリューションの開発にあたり、2022年10月に電通と日本テレビ放送網で2週間の実証実験を実施。各社から65人の従業員が参画し、企業対抗形式でDayTreeを通じた脱炭素アクションについての投稿や情報共有を行った。
【関連記事】
・電通ジャパンネットワーク、Z世代の視点を活かしたソリューション提供 企業のサステナビリティ推進を支援
・電通ジャパンネットワークら、「サステナビリティに配慮したイベントガイドライン」を公開
・電通ジャパンネットワーク「dentsu carbon neutral solutions」の提供へ
・電通ジャパンネットワーク、Web3領域のビジネスを推進するグループ横断組織を発足
・SDGsの認知がついに9割超え/ESGへの取り組み、最も認知しているのは20代【電通PR調査】