Sprocketは、12月19日、iOSやAndroidのネイティブアプリ内でポップアップによるマルチステップ型の接客を可能にする「Sprocket App」の提供を開始した。
Sprocket Appは、アプリを利用しているユーザーの行動データをリアルタイムに分析。ユーザー1人ひとりにとって最適なアプリ内メッセージを配信できる。画面の閲覧、スクロール、タップなどの行動データを組み合わせることで、柔軟にセグメントを作成し、アプリにおけるコンバージョン最適化を実現する。
これまでもスマートフォンのWebブラウザ内での接客は可能だったが、Sprocket Appの機能追加で、ネイティブアプリとWebサイトを横断してカスタマージャーニーマップに沿った接客シナリオが実現できるようになった。
Sprocketの特徴でもあるマルチステップ型のポップアップを利用することで、選択肢を分岐させたり、アプリ内機能の使い方を順番に説明したりといったストーリー性のある接客も可能となる。
また、アプリとWebのユーザーをひもづけることで、デバイスを横断した接客体験も実現できる。具体的には、日中にスマートフォンのアプリで商品を検索してお気に入りに登録し、帰宅してからパソコンのブラウザーでWebサイトを訪れるようなケースでも、Webサイトやアプリ内の行動データをお互いに連携。ユーザー個人へパーソナライズした接客が可能だ。
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