共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、消費者のSDGsの認知度や意識、行動についての調査結果を発表した。
SDGsの認知度、全体で9割に
まず、消費者のSDGsにおける認知度・意識・行動を調査した。認知度は全体で前年比18ポイント増加し、90%となった。「意識して行動している」と回答した人は全体で35%となり、特に男性の60・70代と女性の30代以上は前年比で5ポイント以上も増えた。
SDGsに取り組む企業の商品、「通常価格なら購入」が半数以上
次に、SDGsに取り組む企業の商品・サービスの購入についてカテゴリーごとに尋ねた。結果、いずれのカテゴリーも「通常の値段なら購入する」が5割以上となった。
SDGs取り組み企業の商品・サービス購入のきっかけとしては、「ポイントがもらえる(全体の62.1%)」「商品割引が受けられる(全体の47.0%)」と回答する人が多かった。
全体の約8割が、企業のSDGsへの取り組みに前向き
最後に、企業がSDGsに取り組むことについての消費者の意識を調査した。すると、全体では「義務である」「義務ではないが配慮していなければ非難されて当然」が40.2%となった。また「配慮している企業は良いまたは先進的」と答えた人は、全体で4割近くとなった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年10月4日(火)~11月7日(月)
調査対象:「Pontaリサーチ」会員である国内在住15歳以上の男女
有効回答数:156,359名
【関連記事】
・ロイヤリティ マーケティングとand factoryが提携 Pontaが使える電子マンガ書店の構築へ
・Pontaを運営するロイヤリティ マーケティング、阪急百貨店を手掛けるH2Oとデータ分野で協業
・ロイヤリティ マーケティングらがECサイト「買っトク!Ponta」を開設 余剰在庫を販売しロス軽減へ
・eスポーツの認知度は71%/30代以下男性の3割が参加・視聴【ロイヤリティ マーケティング調査】
・2022年夏は近距離旅行の需要が拡大/年内は7割が旅行意向あり【ロイヤリティ マーケティング調べ】