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シネブリッジ、2023年国内シネアド5つのトレンドを予測

 映画館専門の広告代理店であるシネブリッジが、2023年のシネアド(映画館CM)のトレンドはどうなるのかについてグローバルのシネアド団体であるSAWA のレポートも交え、5つのトレンドを予測した。

ラグジュアリーブランドの出稿が引き続き急増

 2022年はラグジュアリーブランド(ジュエリー、時計、車など)の出稿が急激に増加。この流れはグローバル、日本国内問わず続くと予想される。

 シネアドは「ブランドの世界観を魅力的に再現できるプレミアム動画メディア」とされ、特に「ゴールド・スポット(GS=予告編上映後の1社限定のシネアド枠)」が他の動画メディアとの大きな差別化の一つになっている。

アニメやテレビドラマ原作映画のヒットで、関連コンテンツの出稿数増加

 2023年も日本のアニメ映画やテレビドラマ・書籍からの映画作品のヒットにより、ゲームや玩具、テレビ番宣、関連書籍・BDなどの出稿が伸びると予測。

 宮崎駿監督の最新作や『東京リベンジャーズ』『キングダム』『ミステリと言う勿れ』 『SPY×FAMILY』といったネームバリューがある日本映画の公開が予定されている。こうした人気コンテンツに併せてゲームや玩具、テレビ番宣、関連書籍・BDなどの出稿が増えることが予想される。

海外の政府観光局や国内観光誘致、エアラインの出稿が回復

 2023年は、海外の政府観光局や国内観光誘致、エアラインなどのシネアドが回復すると考えられている。

 これもグローバル同様のトレンドで、コロナで出稿が控えられていた業種が回復してくる見込みがある。映画館オーディエンスが、映画館非オーディエンスと比較すると旅行に行く頻度が圧倒的に高い、という調査結果が継続的に出ていることが一つの理由としてあげられる。

SDGs関係の企業広告の出稿が増加

 続いて、環境問題を意識した企業広告の出稿増加が4つ目のトレンドとしてあげられる。2022年の12月からシリーズで出されている調査結果より、映画館オーディエンスのZ世代はSDGsへの意識が高いと考えられている。

 そして、若い世代が映画館で映画を観る人数・回数共に増加しており、2023年も若い世代をターゲットとした映画が多く公開予定。SDGsに関心が高いZ世代を狙ったと考えられるシネアドが2022年末から増加傾向にあり、2023年も引き続き出稿機会が増えていくと考えられる。

映画館の最新技術を活かしたプレミアムなシネアドが出てくる

 映画館メディアの環境を活かしたプレミアムなシネアドが出てくるが5つ目のトレンドとして上げられる。2022年はドルビー・アトモス規格のシネアドや5.1ch ASMR シネアド、また4D技術を活用したプレミアムなシネアドの上映があった。

 メディア環境を最大限に活かし、オーディエンスの没入感をより深めるプレミアムなシネアド上映が増えていく兆しが見えている。

  コロナの影響を受けてきた映画産業は、現在ではほぼコロナ前の水準まで回復。『ONE PIECE FILM RED』、『THE FIRST SLAM DUNK』がヒットとなった東映は、2022年の年間興行収入が320億円を突破し、歴代新記録を樹立した。

 またSNSなどで、リピート鑑賞を指す「追いトップガン」という言葉が生まれるなど、社会現象を巻き起こした『トップガン マーヴェリック』は、興収131.6億円を公開138日目に記録と、2010年以降日本で公開された実写映画で最速の記録を出した。

 こういった映画産業の回復により、シネアドを含むインシアター・プロモーション(映画館内の一般企業広告)も復調傾向がある。SAWAのレポートによると、イギリスやオーストラリアなどいくつかの国では2022年は2019年のシネアド広告収入を超えていることが報告されている。

 2022年の12月に電通グループからリリースされた「世界の広告費成長率予測(2022~2025)」によると2023年は「映画館(シネアド)」は6.1%の成長予測で、「デジタル」の7.2%に次ぐ成長率予測となっている。シネブリッジは、映画館でしか味わえない映画体験を求める人をターゲットに捉える広告主が増え、シネアドが伸長する1年となると見解を示す。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2023/01/30 16:30 https://markezine.jp/article/detail/41150

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