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【特集】消費者インサイトから探る「創造・成長のカギ」

Tinderの利用動向に見る、Z世代の恋愛・出会いの価値観

恋愛・出会いだけではない、Tinderの利用目的

──恋愛に対する従来の価値観や考え方から大きく変化しているのですね。そうしたZ世代の恋愛や出会いに対するインサイトを、どのようにサービスに反映させていますか?

 Tinderは「出会いのパートナー」として、18〜25歳の若い世代を中心に、利用者の動向や意識の変化を常に観察してきました。そこで得た知見を活かして、時代に合ったコミュニティを作り続けています。

 たとえば、先にお話しした利用者の特性や傾向を踏まえ、マッチングアプリの利用目的をプロフィールに表示する機能「今、求めるものは...」を2023年1月に導入しました。この機能では、「いい人がいれば付き合いたい」「友達がほしい」「暇つぶし」「チャット相手」「まだわからない」など、複数の選択肢から自分がマッチングアプリを利用する目的を選択し、プロフィールに表示することができます。

2023年1月導入の新機能「今、求めるものは…」のイメージ
2023年1月導入の新機能「今、求めるものは…」のイメージ

 出会いが多様化した現代だからこそ、プロフィールをきっかけに出会い、仲が深まったタイミングで初めて「お互いの求めている関係性が違った」ことを知るというケースもあります。また、若い世代は、時間を共に過ごす相手をより慎重に選ぶようにもなってきており、実際Tinderの利用者の72%が「どういう出会いを求めているのか、はっきりわかっている人と出会いたい」と答えています。こうしたニーズに応えながら、より良いマッチを生み出すきっかけを作っていきたいと考えています。

──最後に、Tinderのさらなる提供拡大に向けて展望をお聞かせください。

 私たちは、Tinderが他の方法では得られないような素晴らしい出会いを楽しめるアプリであるべきだと考えています。多くのZ世代のTinder利用者が日々示してくれるヒントやアドバイスをもとに、これからも安全で安心して出会いを楽しめるプラットフォームを提供していきます。

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2023/04/07 14:54 https://markezine.jp/article/detail/41409

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