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【特集】消費者インサイトから探る「創造・成長のカギ」

Tinderの利用動向に見る、Z世代の恋愛・出会いの価値観

 日本でも若年層を中心に普及・浸透しつつあるマッチングアプリだが、「いい人がいれば付き合いたい」「暇つぶし」など、その利用実態は一般的なイメージとは少し違うようだ。ますます多様化が進むZ世代の恋愛観や出会いに対するインサイトを、Tinder East Asiaのカントリーマネージャーチョウ氏に教えてもらった。

※本記事は、2023年2月25日刊行の『MarkeZine』(雑誌)86号に掲載したものです。

Z世代の間で広がる「シチュエーションシップ」という新たな関係性

──Tinderがどのようなユーザーに、どのように使われているのか、アプリの概況を教えてください。

 Tinderは2012年にアメリカで誕生して以来、累計で5億3,000万以上ダウンロード(2023年1月時点)されている世界最大級のマッチングアプリです。世界190ヵ国以上で、日常生活における身近なコミュニティを超えた多様な出会いや新しいつながりを提供しています。

Tinder East Asia カントリーマネージャー チョウ・キョ氏 2012年にWeb開発の会社を立ち上げ、法人向けコミュニケーションツールの開発、販売事業を行う。2017年には、ライブ配信プラットフォーム「BIGO LIVE」の日本法人代表に就任。2019年、同社の東アジア・パシフィックの地域代表に就任。2021年TinderJapan入社、日本と韓国の事業統括を行い、現在に至る。友人と旅を楽しむなどアクティブに過ごすことが大好きな一方、実はインドア派。休みの日には料理に没頭したり読書したり、映画やNetflixを見て過ごすことが多い。
Tinder East Asia カントリーマネージャー チョウ・キョ氏
2012年にWeb開発の会社を立ち上げ、法人向けコミュニケーションツールの開発、販売事業を行う。2017年には、ライブ配信プラットフォーム「BIGO LIVE」の日本法人代表に就任。2019年、同社の東アジア・パシフィックの地域代表に就任。2021年TinderJapan入社、日本と韓国の事業統括を行い、現在に至る。友人と旅を楽しむなどアクティブに過ごすことが大好きな一方、実はインドア派。休みの日には料理に没頭したり読書したり、映画やNetflixを見て過ごすことが多い。

 Tinderの利用者は18〜25歳、いわゆるZ世代が50%以上を占めており、恋人や友人探しのほか様々な目的で利用されています。

 彼らは、今、相手の表面的な要素だけでなく、その人の内面や価値観に惹かれる傾向にあります。また、異性だから好きになるのではなく、「好きになった人がたまたま異性だった」「同性を好きになることもあれば、異性を好きになることもある」など、“オーセンティックであること”に比重を置いている上に、性別やセクシュアリティ、デートの在り方に対して非常に流動的な考え方を持っています。実際にTinder独自の調査『Year in Swipe 2022』によると、Tinder利用者の恋愛傾向として、遊び目的や従来の恋愛関係とは違う「シチュエーションシップ(友達以上恋人未満の関係や、付き合っていてもそれを公にしない関係など)」と呼ばれるカジュアルな関係性が広がりを見せていることがわかっています。Tinderでの出会いは、人によって様々なのです。

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MarkeZine(マーケジン)
2023/04/07 14:54 https://markezine.jp/article/detail/41409

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