GumGumは、画像と言語を解析するコンテクスト解析技術を使用し、Webコンテンツの文脈を内容に基づいて分類。2023年4月〜6月のホットトレンドを分析したコンテクストカレンダーを発表した。同社によると、これらのトレンドに合わせて広告を配信することで広告効果(CTR等)が高まることが確認されているとのこと。
4月は、「生活必需品」や「家具・インテリア」に関心が集まる
4月中旬からは、特に新生活関連記事への注目が高まる。実際、新居で使う「家電」や洗剤などの「生活必需品」、「家具・インテリア」などへの関心の高まりが反映されている。また、ゴールデンウィークの影響で「旅行」文脈への注目も高まる時期で、4月29日の昭和の日をピークにその前後で「テーマパーク」や、「スパ施設」等の日帰り旅行への関心も高まることがわかる。
5月は、気温の増加にともない「アウトドア・お出かけ」に注目
就職活動の本選考・内定などが始まる6月を控えていることから、5月は「キャリア」文脈への注目が目立つ。5月から始まる就活文脈に対する注目は、多くの企業で内定式が行われる10月まで続く。また、気温が暖かくなってくることで5月はアウトドアイベントも数多く開催されるため、「キャンプ」文脈として、「バーベキュー」「食べ物・飲み物」も、この時期に注目される。
6月は、梅雨の季節も相まって「インドア系趣味」がトレンド
6月は衣替えの需要が高く「ファッション」文脈への関心の高まりが見て取れる。6月半ばからは梅雨入りの地域も増え、それにともない「インドア系趣味」への注目が高まることもわかった。特に、屋内で楽しめる「漫画」、ドラマや映画を含む「エンターテインメント」が効果的であると言える。
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