LINEリサーチは高校生を対象に、ドラマについての調査を実施。結果を公開した。

4割強の高校生が月に1作品以上ドラマを視聴

　まず、ドラマを見るかどうかを調査。見る人に対しては、単発／連続問わずテレビ・インターネット・DVDや録画で見るものをすべて含めて、1ヵ月に見ている平均作品数を尋ねた。

　その結果、「月に1作品以上のドラマを見ている」と回答した高校生は全体で45％となった。男女別に見ると、女性（54％）のほうが男性（34％）よりドラマを見ていることがわかった。

　1ヵ月に見ている平均作品数は「月に2～3作品くらい」の割合が最も高く、全体の21％となった。また女性は「月に4作品以上」の割合が14％と、男性（4％）と比べて高い結果になった。

視聴方法で多いのは「テレビ放送」「TVer」

　次に、普段ドラマを見る高校生にその視聴方法を質問した。すると、1位は地上波／BSの「テレビ放送（女性77％、男性81％）」だった。2位は「TVer（女性49％、男性31％）」となり、特に女性は半数近くが利用。3位以降は「YouTube」「Amazon Prime Video」「ABEMA」「Netflix」が続いた。

テレビ以外でドラマを見る理由は「好きな時に見られるから」

　続いて、テレビ放送以外の方法でもドラマを見る高校生にその理由を尋ねた。最も多い理由は「好きな時に見られるから（女性65.9％、男性60.2％）」となり、2位以降は「スマホやタブレットで見られるから」「見逃し配信があるから」「無料で見られるから」「過去の作品が見られるから」だった。

ドラマの影響で、高校生がやったこととは？

　ドラマの影響を受け実際にやったことについて調べると、男女ともに「ドラマに使われている音楽を聴く（女性61.9％、男性45.8％）」がトップに。2位は「出演者のことを調べる（女性58.5％、男性37.5％）」となり、特に女性は約6割と高かった。3位は「出演者の他の出演ドラマを見る」、4位には「番組や出演者のSNSやチャンネルをフォローする」がランクインした。

「橋本環奈」「浜辺美波」「吉沢亮」に注目

　最後に、高校生が現在注目している俳優／女優を調査した。すると全体では「橋本環奈」「浜辺美波」が3.9％で同率1位に。全体3位は「吉沢亮」、4位にはSnow Manの「目黒蓮」が入った。

　男女別に見ると、女性1位は「吉沢亮（5.6％）」だった。この他、「目黒蓮」やSixTONESの「松村北斗」といったジャニーズ勢が上位だった。一方男性は、「浜辺美波（6.9％）」がトップになった。

【調査概要】
調査方法：スマートフォンWeb調査
調査対象：日本全国のLINEユーザーである高校1～3年生の男女
実施時期：2023年2月10日～2月11日
有効回収数：1,037サンプル

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