SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2025 Retail

【トレンド】MarkeZineピックアップ・トピック

この10年で日本人の生活はどう変化した?定点調査からアフターコロナのヒントを探る

働き方はビフォーコロナに戻りつつある

 最後に、働き方についても触れたい。テレワーク率は2020年4月に追加された調査項目のため、コロナ流行期以降の変化を見ていく。

 テレワークは、2021年の夏頃までは少しずつ増えていたが、そこから少しずつ下降している。特に2022年以降は感染者数の波の大きさに関わらず減少トレンドだ。そのため、コロナ以前の働き方に近づいてきていると言える。ただし、どの程度まで下がるのかについて、現段階では判断しづらいため、こちらも継続的な観測が必要だと萩原氏は語る。

 また、テレワークを標準の勤務形態にした企業も存在することから、ビフォーコロナに比べ働き方が多様になると言えるかもしれない。

データを「アフターコロナを考える議論」の出発点に

 ここまで紹介したデータについて、萩原氏は「議論の出発点にしていただきたい」と語る。同じデータを見ても、立場や経験によって解釈は人それぞれだ。データを共有し、仮説を考え議論することが重要だ。データから何が読み取れるか? 人々の生活はどのように変化したか? アフターコロナの入り口に立った今だからこそ、考えてみてはいかがだろうか。

 なお、ここで提示したデータは一例にすぎない。Macromill Weekly Indexでは先述の通り10年分の調査結果が無料公開されている。調査期間や地域、性別や年代でのフィルタリングも可能だ。自社の事業や課題に合わせたデータを活用していただきたい。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
【トレンド】MarkeZineピックアップ・トピック連載記事一覧
この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/05/18 09:30 https://markezine.jp/article/detail/42235

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング