NTTドコモのモバイル社会研究所は15~79歳の男女6,559人を対象に、動画サービスの利用動向に関する調査を実施した。
YouTubeが認知率・視聴率ともにTop
無料動画サービスの認知率を調べたところ、トップ回答は「YouTube(96.5%)」に。2番目以降に「ニコニコ動画(76.3%)」「TVer(75.1%)」が続いた。
月に1回以上視聴している無料動画サービスを尋ねたところ、67.7%の人がYouTubeに票を入れた一方、他サービスへの回答率はすべて2割未満に留まった。なおYouTubeの利用率は、2020年から6割台で横ばいの状態が続いている。
70代以外では過半数がYouTubeを視聴
YouTubeの利用状況を年代別で見ると、10~20代では8割超の人が視聴していることがわかった。30~40代では7割超が、50~60代でも半数が「視聴している」と回答。唯一、70代では49%と、視聴者の割合が半数を割った。
若年層のおよそ8%が動画を投稿
YouTubeへの動画の投稿率を調べたところ、4.4%の人が動画を投稿していることが判明した。結果を年代別で見ると、10代では8.3%が、20代では8.1%の人が動画を投稿していた一方、30代では投稿率は4.3%にまで急減。以降は年齢が上がるにつれて割合は減少傾向に。
【調査概要】
対象:全国の15~79歳の男女
方法:インターネット調査
時期:2023年1月
有効回答数:6,559
【関連記事】
・大学生のInstagram利用率、8年連続で増加/YouTubeは過去最高に【東京工科大学調査】
・メディア接触時間、携帯・スマホが初の3分の1越え/博報堂DYMPが「メディア定点調査2023」を発表
・1日のスマホ利用時間は「1時間以上、2時間未満」が最多/次点は「30分以上」【マイボイスコム調査】
・ショート動画を通じた商品購入の経験/「ある」と回答した人は3割強に【MMDLabo調査】
・Z世代が選ぶインフルエンサー、1位はHIKAKIN/nanakoななこが躍進【LINEリサーチ調査】