MMDLaboは、18~69歳の男女7,000人を対象に「ショート動画とコマースに関する調査」を実施。なお、ショート動画サービスについては「YouTube ショート」「Instagram Reels」「TikTok」「LINE VOOM」「Likee」を調査対象とした。
最も視聴されているのは「YouTube ショート」
一部の対象者(※1)に各サービスの利用状況を質問。「視聴している(※2)」と回答した人が最も多かったサービスは「YouTube ショート(38.5%)」に。2番目以降に「Instagram Reels(23.1%)」「TikTok(20.6%)」が続いた。
※1 「ショート動画を視聴できるデバイスを所有しているか」との質問に「所有している」と回答した6,610人
※2 「視聴のみしている」「視聴も投稿もしている」と回答した人の合計割合
3割強が動画を通じて商品購入したことが「ある」と回答
ショート動画を視聴している人(n=3,210)を対象に「ショート動画を視聴して商品を購入したことがあるか」を聴取。その結果、32.2%の人が「購入したことがある」と回答した。
この結果を性別で見ると、男性(n=1,671)で「購入したことがある」と回答した人の割合は34.8%、女性(n=1,539)では29.4%だった。
購入した商品ジャンルのトップは「食品」
ショート動画を視聴して商品購入したことがあると回答した人(n=1,035)を対象に、購入した商品のジャンルを聞いたところ「食品(30%)」がトップに。2番目以降に「雑貨(23.7%)」「化粧品(23.2%)」が続いた。この結果を性別で見ると、男性(n=582)では「食品(30.2%)」がトップだった一方、女性(n=453)においては「化粧品(36.6%)」が最多だった。
【調査概要】
期間:2023年3月17日(金)~3月20日(月)
有効回答:7,000人 ※人口構成比に合わせて回収
方法:インターネット調査
対象:18~69歳の男女
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