駅探(エキタン)とアドベルは、路線バスと公共交通Webメディアの広告商品を組み合わせた「公共交通クロスメディア広告」を提供開始する。
駅探は、乗り換え案内サービスを活用した広告配信事業などを展開する企業。一方のアドベルは、神奈川中央交通グループに所属し、神奈川中央交通(以下、神奈中バス)の広告枠などを販売している企業だ。
今回提供を開始するサービスでは、神奈中バスの車両内に設置されているデジタルサイネージと、バス時刻表Webサイト、バス接近情報Webサイトを連携。これにより、リアルとWebをかけ合わせた広告配信を実現する。
また、神奈中バスの走行エリアを16分割したエリアセグメント配信も実現する。エリア内を移動する通勤・通学者に対して、バスの車両広告と時刻表Webサイト、バス接近情報Webサイトに同じ広告を表示させることで、視認性と反復性を担保。広告主はエリア内の鉄道駅利用者をターゲティングし、乗り換え案内サービスに特定の広告を配信することもできる。
【関連記事】
・JR東日本、東京の主要3駅にサイネージ一体型駅型ショールーミングスペースを作成 没入空間創出を目指す
・JR九州、博多駅に大型LEDビジョンを設置 広告やユーザー参加型のコンテンツを放映へ
・GMOアドマーケティングとEssenが資本業務締結、車両広告の共同開発や販売協力を推進
・千葉銀行が広告事業を開始 広告枠の提供とコンサルティングサービスで地域企業の課題解決を支援
・JR東日本ネットステーション、「えきねっと」会員を対象としたアンケート調査サービスを開始