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物価上昇で約8割が「生活に不安」、夏のボーナスは若年層ほど「大きく使いたい」【BIGLOBE調査】

 6月15日、BIGLOBEは物価上昇に関連し「2023年夏の生活とお金に関する意識調査」を実施した。

物価上昇で「生活に不安」8割に

 昨今の物価上昇により生活に不安を感じるかどうかを尋ねたところ、「ここ1年くらい不安を感じていて、最近(ここ数ヶ月)より不安を感じている」が20.1%、「最近(ここ数ヶ月)不安を感じるようになった」が15.5%となり、ここ数ヶ月で不安が高まった人は合わせて35.6%にのぼっていることがわかった。

昨今の物価上昇にともない生活に不安を感じる
昨今の物価上昇にともない生活に不安を感じる

 さらに、「生活に不安を感じている」と回答した783人に「物価上昇にともない対策を考えている(対策をしている)」か、質問を行った。

 すると「節約」については「あてはまる」と回答した人が47%、「ややあてはまる」が44.3%となり、あわせて9割超という結果になり、全体的に節約志向が強まっていることが明らかになった。

 また、「収入を増やすこと」については「あてはまる」が25.4%、「ややあてはまる」が41.1%で約7割だった。

昨今の物価上昇にともない対策を考えている(している)
昨今の物価上昇にともない対策を考えている(している)

価格の上昇が生活に影響、1位「食費」、2位「電気代」

 次に、「価格の上昇が生活に影響があると感じているもの」を聞いた。1位は「食費」で81.2%、2位が「電気代」で73.1%。続いて、3位が「ガス代」で48%なった。

価格の上昇が生活に影響があると感じているもの
価格の上昇が生活に影響があると感じているもの

 さらに、「電気代」の上昇が生活に影響があると感じると回答した731人に「行っている(行おうと思っている)節電対策」を聞くと、「照明をマメに消すが(70.3%)と最も多く、「エアコンの設定温度の調整」が45.7%、「エアコンのフィルター掃除」が34.1%、「使用していない電化製品はコンセントを抜く」が29.7%などこまめに対策していることが明らかとなった。

行っている(行おうと思っている)節電対策
行っている(行おうと思っている)節電対策

コロナ5類移行後初の夏のボーナスは「大きく使いたい」が約3割

 続いて、「夏のボーナスが出る予定」という男女312人に対して、「コロナ5類移行後、初の夏のボーナスを大きく使いたいという気持ちがある」かを質問した。

 結果は、「ある」が10.9%、「ややある」が16.3%となり、大きく使いたい気持ちが少しでもあると回答した人は3割弱という結果になった。

コロナ5類移行後、初の夏のボーナスを大きく使いたいという気持ちがある
コロナ5類移行後、初の夏のボーナスを大きく使いたいという気持ちがある

 年代別に見ると、20代は約4割で年代が上がるにつれて割合が減っていき、50代は2割弱という結果となった。

 夏のボーナスの使い道は、「預貯金」が76.6%で最も多く、次いで「旅行に行く」が41%、「外食に行く」が28.8%となった。

夏のボーナスをどうするか
夏のボーナスをどうするか

6割が夏の国内旅行に意欲

 次に「夏の旅行の予定について」質問をすると、国内旅行については「旅行の予定がある」と回答した人は25.5%で4人に1人は既に旅行の予定があるといった結果になった。さらに「旅行をしたいと思っている」は36.3%となり、約6割が国内旅行に対して意欲的であることが明らかになった。

 一方、海外旅行については、「旅行の予定がある」が4.3%、「旅行をしたいと思っている」が18.5%で、合わせて2割強だった。

夏の旅行の予定について
夏の旅行の予定について

 加えて、「旅行の予定がある」「旅行をしたいと思っている」という人に対して、「1回の旅行にかける一人あたりの予算」を尋ねた。

 国内旅行では「3万円未満」が4割、「5万円未満」が7割だった。海外旅行では「15万円未満」が5割、「30万円未満」が8割となった。

1回の旅行にかけるひとりあたりの予算
1回の旅行にかけるひとりあたりの予算

【調査概要】
対象:全国の20代から50代の男女1,000人
方法:インターネット調査
期間:2023年6月1日~6月2日

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MarkeZine(マーケジン)
2023/06/16 15:00 https://markezine.jp/article/detail/42523

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