チーターデジタルは世界8ヵ国の計6,833人を対象に、消費者意識と傾向に関する調査を実施。その結果をまとめた「2023消費者トレンド インデックス」を発表した。
“買い控え”を示す回答に半数近い票が集まる
現在の消費行動について質問したところ「お気に入りのブランドでの購入時により詳しく調べる」と回答した人は50%に。また「セールを待つ(47%)」「ロイヤルティ特典を利用する(46%)」など、買い控えの傾向を示す回答に半数近い票が集まった。
約6割は好きなブランドの消費に好意的
ブランド好意度に関する調査で、35%の人が製品やサービスの品質低下を理由に「他のブランドに乗り換える」と回答。ブランドを乗り換える理由としては、ほかに「無関係なオファーやプロモーション(33%)」「店舗やオンラインでの欠品(27%)」などが挙がった。
一方で、約59%の人は「自分の好きなブランドの商品を購入するならより多くのお金を支払っても良い」と回答。また、67%の人が「お気に入りブランドのロイヤルティ プログラムは、持続的なロイヤルティを獲得するためにも重要である」と述べた。
メール経由で商品を購入した人は52%
商品購入につながったチャネルを調べたところ、52%の人が過去1年間でブランドからのEメールをきっかけに商品を購入していることが判明。なお、この数字は前年より4%増えており、SMSやバナー広告の数字よりも108%高かった。
【調査概要】
期間:2022年10月~11月
対象国:8ヵ国(オーストラリア、フランス、日本、ニュージーランド、アイルランド共和国、英国、米国、スペイン)
サンプル数:男女6,833人
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