ジェイ・ディー・パワー ジャパンは20~69歳の計5,400人を対象に、コロナ禍前後の旅行に関するアンケート調査を実施した。
コロナ禍前には約6割が年1回以上旅行
コロナ禍前の国内および海外旅行の頻度を調べた。その結果、トップ回答は「国内旅行のみ年1回以上(51%)」に。「国内/海外ともに年1回以上(10%)」と合わせると、約6割の人が年1回以上旅行していた。
年1回以上旅行していた人の割合(※1)を年代別(※2)で見ると、若年層とシニア層は、ミドル層、プレシニア層よりも高い割合を示した。
※1 「国内/海外ともに年1回以上」「国内のみ年1回以上」「海外のみ年1回以上」と回答した人の合計割合
※2 若年層は20~34歳、ミドル層は35~44歳、プレシニア層は45~59歳、シニア層は60~69歳と定義
国内旅行の機会は約6割、海外は約8割が減少
国内および海外旅行を年1回以上していた人を対象に、コロナ禍前後での旅行機会の変化を調査。その結果、国内旅行では「機会は減った(61%)」が最多回答ではあったものの、「変わらない」と答えた人も33%いた。一方、海外旅行では「機会は減った」と回答した人は81%に。
旅行の代わりに食事関連の支出を増やす
国内および海外旅行の機会が減った人に対して、旅行の代わりに増やした支出項目を聞いたところ、トップ回答は「自宅での食費(35%)」に。次いで「外食(20%)」(※3)が挙がった。
※3 「旅行の代わりに増やした支出はない(33%)」を除く
シニア層では半数近くが代替消費はなし
旅行の代わりに増やした支出項目を年代別で見ると、若年層では「外食(26%)」と「動画配信サービス(25%)」が他の年代と比べて高い傾向に。一方のシニア層では、46%の人が「旅行の代わりに増やした支出はない」と回答した。
【調査概要】
方法:インターネット調査
時期:2022年12月
対象者:20~69歳の計5,400人
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