野村総合研究所は、ChatGPTの認知率や利用動向に関する調査を実施した。
Openai.comへのアクセス数は最大で746万回/日
日本のChatGPTの利用状況を、Openai.comへのアクセス数(similarweb調査)から分析。その結果、2023年2月頃には100万回/日を超え、ピーク時の4月14日には746万回に到達。その後は微減傾向にあった。
アクセス数が多い国Top3は米国、インド、日本
Openai.comへの国別トラフィックシェア(similarweb調査)をランキングにしたところ、1位は「米国(10.6%)」に。2位には「インド(9%)」が、3位には「日本(6.6%)」がランクインした。
認知率は6割超に
ChatGPTの認知率と利用率を、関東圏に住む15~69歳の男女3,204人を対象に調査。その結果「知っている」と答えた人は61.3%に。「実際に利用したことがある」と回答した人は12.1%だった。
ChatGPTの利用率を性年代別で見ると、最多の割合を示したのは「30代男性(21.7%)」に。一方、最も割合が低かったのは60代女性で2.3%だった。
利用率が高い職業Top3は「学生」「教職員」「会社役員」
ChatGPTの利用率を職業別で見ると、「大学生・大学院生・専門学生(21.6%)」がトップに。2番目以降に「教職員(20.5%)」「会社役員(17.2%)」が続いた。
【調査概要】 ※similarweb調査は除く
対象:関東1都6県に住む満15~69歳の男女
方法:インターネット調査
期間:2023年4月15日(土)~4月16日(日)
有効回答数:3,204人
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