クロス・マーケティングは、「人との距離感・関わり方に関する調査(2023年)」を実施した。以下、一部内容を紹介する。
親しい人以外とのコミュニケーションに消極的
まず、家族や親しい人以外とのコミュニケーションへの積極度を調査。すると、全体では「積極的(5.5%)」「やや積極的(15.5%)」よりも「消極的(22.0%%)」「やや消極的(20.7%)」の合計のほうが大きかった。
また20代は「積極的(10.0%)」「やや積極的(20.0%)」と回答した人の割合が他の年代よりも大きかった。一方、40代は「消極的(25.9%)」「やや消極的(23.2%)」と回答した人の割合が他の年代と比べ大きくなった。
次に、知り合いではない人との距離感・関わり方を尋ねると「前を歩く人が落とし物をしたら声をかける(49.1%)」が最も多かった。世代別に見ると、20代と30代は「ふらっと入ったお店で店員さんに接客されると出たくなってしまう」が上位に入った。
約30%の20代が、街中で知り合いを見ても気づかないふり
続いて、知り合いとの距離感・関わり方であてはまるものを聴取。その結果「大勢の知り合いの前で注目されることは避けたい(28.0%)」が1位となり、「大勢の知り合いを前にして何かを話すのはいやだ(24.5%)」「街中で知り合いを見つけたら気づかないふりをする(22.5%)」が続いた。
年代別では、20代は「街中で知り合いを見つけたら気づかないふりをする」が29.5%で1位だった。
【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ
調査対象:全国47都道府県の20~69歳の男女
調査期間:2023年5月19日(金)~5月21日(日)
有効回答数:1,100サンプル
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