三菱UFJ信託銀行は、同社が提供する情報銀行サービス「Dprime」において、ベータ・ジャパンと協業し、新たな顧客調査支援サービス「OMO Data Search」を提供開始する。
同サービスは、リアル店舗(b8ta Tokyo–Shibuya)での商品・サービスの出品調査と、Dprimeアプリを用いたリーチとアンケート調査分析、統合データレポートがセットになったもの。出品企業は、来客数が月に8,000人以上の店舗で、1ヵ月間、自社の商品をデモしてもらいながら、実際に商品を手に取る消費者の反応や感想等のデータを収集することができる。
加えて月間約1,000万PVの Dprimeアプリなどで商品の特徴をデジタル上でリーチさせながら、2万人の消費者アンケートデータを収集ができる。
データ収集後は、リアルとデジタルでの消費者反応の差を中心に分析。出品企業の商品ターゲット像について解像度を高め、リアル店舗とECサイトなどデジタルのどちらに注力すべきか、リアルとデジタルでPRポイントの見せ方をどう変えるかなどをレポートとして報告。これにより、企業の新商品・新サービス販売戦略の支援を行っていく。
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