ビッグデータプラットフォームを運営するTrue Dataは、消費財メーカーに向けて、実店舗におけるYouTube広告の売上効果を検証する新サービス「Poswell(ポスウェル)」の提供を5月23日より開始する。
同サービスは、Googleがオープンソース(GitHub)で公開しているCausal Impactという統計モデルと、リアル店舗の購買情報をもとに統計化したTrue Dataの購買ビッグデータを活用し、動画広告によるリアル店舗での売上効果を検証するサービス。
消費財メーカーは同サービスの利用により、YouTube広告の実店舗での売上アップ効果を数値で把握が可能。その上で、広告配信地域の拡大や広告量の増加により、自社内で売上効果の高い広告戦略を立てることができる。
これにより同社は、データプラットフォーマーという中立的な立場から、消費財メーカー企業における広告配信の費用対効果アップにむけた支援を実現する。
今後は、YouTube広告を同サービスの対象にスタートし、将来的にはテレビCMやその他のウェブ広告など、さまざまな広告配信へと拡大していく予定。
【関連記事】
・ギャプライズ、リッチメディア特化型広告配信プラットフォーム「Eskimi」の国内販売を開始
・Criteo、楽天グループの広告配信プラットフォーム「RMP - Display Ads」と連携へ
・Cookieに依存しない独自の配信用IDを活用 KDDIら3社が広告配信プラットフォームを共同開発
・講談社、広告配信プラットフォーム「OTAKAD」をアップデート ユーザーの類推機能などを追加
・GENIEE DOOH、動画配信プラットフォーム「SpotX」と連携