Vieurekaとドコモ・インサイトマーケティングは、店舗運営支援ソリューションに関する実証実験を行った。

　同実験では、VieurekaのAIカメラで取得する来店顧客データとドコモ・インサイトマーケティングの提供する商圏データ「モバイル空間統計」の統合分析システムを活用。来店顧客データでは、店舗別・時間別に来店客数のカウントと、マスクにも対応した年代・性別などの属性の推定が可能だ。「モバイル空間統計」は、ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを活用した人口統計情報であり、全国の人口をリアルタイムに把握することができる。

　これら2種類のデータを用いて、店舗内（ミクロ）と店舗周辺（マクロ）の分析を掛け合わせる。これにより、潜在顧客数に対する来店客数を見える化。店内のみならず、店外から人をいかに呼び込めているかを店舗別・時間別に見ることで、ポテンシャル・課題の把握から効果的な集客施策の実現までの支援を目指す。

【関連記事】
・アドインテ、ドコモ・インサイトマーケティングと提携　行動分析や位置情報を活用した広告サービスを開始
・インテージとドコモ・インサイトマーケティング、AIが最適なパッケージデザインを生成するサービスを提供
・西川コミュニケーションズ、リアル店舗を展開する企業向けのデジタル広告代理店「diggin」を設立
・三菱UFJ信託銀行と体験型ストアb8ta、リアル店舗に出品し反応の分析が可能なサービスを提供開始
・True Data、動画広告による実店舗の売上効果がわかる検証サービスを開始