ギブリーは、ベルモールが運営するショッピングモール「ベルモール」のDXプロジェクトで、LINE公式アカウント上のデジタル会員証、そして駐車場の清算システムと連携し、購買データと連動したサービス券の配布から使用までをLINEで完結できる駐車サービス券を実装した。
同機能は、同社が提供するLINEマーケティングのトータル支援サービス「DECA for LINE」の個別カスタマイズによって提供されており、6月1日より施設内で稼働を開始している。
ベルモールは栃木県全体を商圏とする大型ショッピングモールで、5,000台を収容できる駐車場を所有している。
この駐車場が6月1日より混雑回避のための有料化を実施すること、そして施設利用者限定のサービス券の提供を行うことを受け、利用者が行う手続きの簡易化と利便性向上を目的に、本駐車サービス券を実装することとなった。
図のように、既存のLINE公式アカウント上のデジタル会員証システムと連携することで、利用者は今まで通り施設内で買い物をするだけで駐車サービス券を受け取ることができる。
利用者はLINE公式アカウント「ショッピングモール ベルモール」に搭載されたデジタル会員証を利用して買い物をすることで、当日の購入金額データを取得。駐車サービス券を取得するまでの残額を計算し、規定の金額に到達すると自動でサービス券を付与、清算もLINEの画面を見せるだけで完結できる。
また、施設側は施設内専門店の情報を掲示することができ、販売促進にも活用できる。
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