アドビは国内のマーケターら2,328人を対象に、生成AIの導入状況やコロナ規制緩和後の施策の変化について調査を実施した。
施策における生成AIの活用率は17%
マーケティング施策において生成AIを活用する意向を調査した結果、「興味はあるが具体的な議論には至っていない(35%)」が最多回答に。一方で、「既に活用している/試験的に一部で活用している」の回答割合は17%だった。
なお、アドビの顧客体験管理ソリューション「Adobe Experience Cloud」を導入しているアドビユーザー(n=526)においては、「生成AIを活用している」と回答した人の割合は22%で、非ユーザーよりも5ポイント高かった。
「コンテンツ制作に生成AIを活用したい」との声が多数
生成AIの活用機会について尋ねたところ、画像(写真、イラスト)やテキスト(ビジネス文章、メールなど)を含むコンテンツ制作に(生成AI)を使いたい、と考えている回答者が86%に上った。
約7割がオムニチャネル対応「できている」と回答
デジタル施策とリアル施策の連携(オムニチャネル対応)に関して、調査対象者にその現状を尋ねた結果、「連携できている」と回答した人の割合(※)は73%に。また、71%の人が人的リソース(人数や能力)に関して課題を感じていることがわかった。
※「シームレスな連携を実現している(10%)」「一部を除きおおむね連携できている(16%)」「部分的に連携できている(47%)」の合計割合
【調査概要】
方法:インターネット調査
対象:Adobe Experience Cloudでメール配信が可能な経営者やマーケターなど
有効回答数:2,328
期間:2023年6月14日(水)~6月30日(金)
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