博報堂DYホールディングスとVpon JAPANは、日本と台湾のクロスボーダーマーケティングのソリューション開発を目的に、共同研究契約を締結した。
Vpon JAPANは、AI技術によるビッグデータ解析事業などを展開している企業。今回の契約により、両社は台湾生活者の訪日インバウンド拡大や、台湾現地への参入を検討している日系企業に向けて、日台クロスボーダーのフルファネルマーケティング支援などを行う。
また、共同研究の第一弾として、台湾生活者654人を対象に、訪日意欲調査を実施した。
都市よりも地方が好まれる傾向に
訪日意識を調査したところ、7割超がゴージャスな街や最先端の都市、ポップカルチャーよりも「伝統のある都市を楽しむ(77%)」や「都市から離れた地域の風景を楽しむ(76%)」「日本の伝統文化を楽しむ(76%)」ことを重視していることがわかった。
自然・景勝地観光がTopに
訪日旅行でやりたいことを尋ねると、トップ回答は「自然・景勝地の観光(59.9%)」に。2番目以降に「温泉入浴(59.8%)」「四季の体感(56.4%)」が続いた。
【調査概要】
対象都市:全台湾(北部、中部、南部及び東部、離島含む)
対象者:20~50歳男女
サンプル数:654サンプル
期間:2023年2月24日(金)~3月2日(木)
手法:インターネット調査
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