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EVERRISE、プライベートアドサーバー「ADmiral」をリニューアル 広告収益の向上を実現

 EVERRISEは、⾃社で開発提供するプライベートアドサーバー「ADmiral(アドミラル)」の機能をリニューアルした。

 「ADmiral」は、デジタルサイネージ⾯を含めた⾃社メディアやECサイトで、広告主の広告を配信・⼀括管理を⾏える専⽤アドサーバー。SSPやSaaS・OEMで提供されているアドサーバーには広告枠や使⽤できる個⼈情報に制約があるため、顧客側ではコントロールできない領域が存在するが、「ADmiral」は広告メニューを顧客が自社専⽤にカスタマイズし管理することができる。

 メディアやリテールメディア事業を⾏う企業など、⾃社の広告配信⾯を持つ企業が「ADmiral」を利⽤することで、広告枠の⾃由なカスタマイズと、⾃社データを利⽤した独⾃のアルゴリズムによる純広告の付加価値および広告収益の向上が可能となる。

 近年のCookie規制によるメディア収益低下とリテールメディアの拡⼤を受け、より⾃由度の⾼いアドサーバーが必要とされることを見据えて、この度のリニューアルに至った。特徴は以下の通り。

⾃由な広告メニュー作成

 広告の表⽰・ターゲティング・キャンペーンなど、⾃社で完全にコントロール可能。画像のクリエイティブはもちろん、動画やインフィード広告にも対応している。

個⼈情報の管理と連携

 ⾃社管理のアドサーバーであるため、個⼈情報の匿名化をしないルール設定やデータ保護・プライバシーの制御、また広告の⾏動情報を⾃社保有の顧客データ(1st Party Data)に統合することも可能となる。

純広告の販売を強化

 純広告を購⼊・運⽤するための専⽤の管理画⾯を、広告主および代理店に直接開放できるため、購⼊ハードルを下げることができる。少額での広告購⼊も可能なため、純広告の販売数が増えることでSSPやアドネットワークでの⼿数料も削減できる。

広告の効果数値化

 ⾃社でデータを所有し、分析や最適化に直接使⽤できる。これにより、個⼈情報を含めた詳細なレポートや、分析情報に基づいた広告戦略の最適化が可能となる。

 同製品は今後も定期的にアップデートを⾏い、要望の多いリテールメディア向け機能を中⼼に強化を継続していく予定だ。

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2023/09/11 10:30 https://markezine.jp/article/detail/43396

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