博報堂DYメディアパートナーズと小学館は協業の上、XR領域におけるアバターソリューションの共同開発に向けて、実証実験を開始する。
具体的には、ユーザーの3Dスキャンデータを基に、コンテンツの世界観を反映させた3Dアバターを作成できるサービス「Snap Avatar」の実験を行うという。
なお、本実証実験は、博報堂テクノロジーズが取り組む「アバターサービスプラットフォーム」の一環。アバターサービスプラットフォームとは、博報堂DYグループが描くアバター技術をマーケティングに活用する、というビジョンのこと。たとえば、複数にまたがるアバターサービスで発生する行動データを一元管理し、取得したデータに基づいてユーザーの嗜好性や行動を予測するレコメンドエンジンを開発。その他、ユーザーの嗜好性やTPOに応じた体験を提供していくという。
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