博報堂とホーユーは、Z世代を中心とした若年女性の「ホームプロケア市場」開拓のため、新会社「イロップ」を設立。2024年春からの事業開始を予定している。
この新会社では、若年女性とのデジタルな顧客接点を共同で開発し、生活者のデータに基づいたパーソナルなホームプロケアサービスを提供する。
両社の役割分担として、博報堂は生活者起点での発想力とクリエイティビティを活かし、若年女性との顧客接点の開発やマーケティングを担う。一方のホーユーは、ヘアカラー事業を中心とした長年の研究開発力とサロン・コンシューマー事業の運営で培った知見を活用。デジタル上でのパーソナルな美容体験の開発や、生活者の毛髪関連データの分析・利活用を通じて、サービスの改善や新たな研究開発を行う。
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