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Web3時代、本場のイマは、どうなっているのか?シリコンバレー訪問記

医療から音楽まで、Web3で業界を変える/“シリコンバレー力”を求めて、この地に集まる人々の魅力

 シリコンバレーには、人とビジネスとチャレンジを集める、磁力がある。1週間ほど滞在して、強くそう思いました。米国東部ボストンで創業されたフェイスブックも、ほどなくシリコンバレーに移転して、この地で発展して来ました。他にも、本社や本部をこの地に構える有名ハイテク企業の数の多さは、並ではありません。NYでもLAでもなくこのシリコンバレーの地に有力企業が集まっているのは、ここに“何か”があるからでしょう。1週間ほどを過ごしたシリコンバレー訪問記の、最終回をお届けします。

シリコンバレーの地理をおさらい

 シリコンバレーの北の玄関口はサンフランシスコ、南の玄関口はサンノゼです。この2つの都市は、自動車か電車(カルトレイン)で90分ほどの比較的近い距離ですが、両方に東京から直行便が飛んでいます。

  
シリコンバレー周辺の地図

 この2つの都市に挟まれた地域を一般に“シリコンバレー”と呼びます。シリコンバレーという地名があるわけではなく、ハイテク産業地域としての呼び方。中心となるのは、パロアルトと隣接するスタンフォードでしょう。谷(バレー)と呼ばれる盆地地域にハイテク産業が集積していることと、半導体の主原料であるシリコンが由来となっています。この地のハイテク産業の元祖は、1939年パロアルトで創業したヒューレッド・パッカードまで遡ります。

 スタンフォードと言えば。全米屈指の名門校スタンフォード大学が有名です。グーグルやヤフーの創業者を輩出したことでも知られ、シリコンバレーがハイテク産業の聖地となった一つの理由は、ここにスタンフォード大学が存在して、優秀な人材を輩出し続けているからに他なりません。

 また、パロアルトという地名も、ゼロックスのパロアルト研究所とともに、シリコンバレーを象徴する名前です。スティーブ・ジョブズがパロアルト研究所を訪問し、既に開発されていた“マウス”のアイデアをいただいた話は有名です。結局ゼロックス社がマウスを商品化することはなく、アップルとそれに続くマイクロソフトに、パソコン業界ではしてやられるわけです。

 
中心地パロアルトの鉄道駅

 シリコンバレーの主な街は、南からサンタクララ、クパチーノ、サニーベール、マウンテンビュー、パロアルト、スタンフォード、レッドウッドシティ、サンマテオと続いて行きます。それぞれ、インテル(サンタクララ)、アップル(クパチーノ)、ヤフー(サニーベール)、グーグル(マウンテンビュー)、メタ(パロアルト)の本社があります。

 この地域は裕福な層が多いようで、治安の悪さはまったく感じませんでしたし、街もどこもとても綺麗でした。人種的には、白人とアジア系とインド系とみられる人が中心でした。

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この記事の著者

佐藤 達郎(サトウ タツロウ)

多摩美術大学教授(広告論/マーケティング論/メディア論)。2004年カンヌ国際広告祭フィルム部門日本代表審査員。浦和高校→一橋大学→ADK→(青学MBA)→博報堂DYMP→2011年4月 より現職。 受賞歴は、カンヌ国際広告祭、アドフェスト、東京インタラクティブアドアワード、ACC賞など。審査員としても、多数参加。個人事務所コミュニケーション・ラボにて、執筆・講演・研修・企画・コンサルなども。また、小田急エージェンシーの外部アドバイザ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/09/29 09:00 https://markezine.jp/article/detail/43582

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