楽天グループ(以下、楽天)とタカラ・エムシーは、AIカメラ付きデジタルサイネージを活用した実証実験を、10月10日から約6週間実施する。
同実証実験は、タカラ・エムシーが静岡県内で展開するスーパーマーケット「フードマーケット マム 若松店」の店内合計11ヵ所にAIカメラ付きのデジタルサイネージを設置し、店舗で取り扱う商品の広告を放映するもの。
AIによる映像解析技術を活用し、通行者の広告視聴状況や年代・性別などの層並びに購買傾向に基づいた販売促進、商品ニーズや表示される広告表現、「楽天ポイント」を使った視聴促進などの効果検証を行う。
これにより、楽天は、店舗などのリアルな空間におけるAI技術の活用、新たな広告手法の開発を行う。一方、タカラ・エムシーは、新たな広告ソリューションの実施により、利用者一人ひとりに適切でお得な情報を届け、購買体験の向上およびスーパーマーケットの価値拡大を目指す。
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