日経BPのマーケティング&イノベーション専門メディア「日経クロストレンド」は、「マーケター・オブ・ザ・イヤー2023」を発表した。
同アワードは今回で6回目となり、原則として2022年9月から2023年8月までに発売された商品やサービスで結果を残した人物、あるいはそれ以前の発売でも同期間に目覚ましい成果を上げた人物が対象だ。新市場を創造した人や画期的なビジネスモデルを構築した人を称え、贈られる。
今回は評価基準を「志」「便益」「挑戦」「継続性/再現性」という4つに刷新し、これを基に外部審査員と編集部による選考を経て受賞者を選出した。
大賞は「スープストックトーキョーー同・松尾真継代表取締役社長」が受賞。2023年4月に勃発したスープストックトーキョーの「離乳食Twitter(現X)騒動」において、賛否両論あふれる中「世の中の体温をあげる」という企業理念を貫き、離乳食無料サービスを拡大した。
自社のブランドの存在意義を見失うことなく、顧客と真摯に向き合う姿勢が、特に「志」の評価項目で得点を伸ばした。
受賞者および受賞企業は以下の通り。
【マーケター・オブ・ザ・イヤー2023】
大賞
・「スープストックトーキョー」
スープストックトーキョー一同・代表取締役社長 松尾真継氏
優秀賞
・「chocoZAP(チョコザップ)」
RIZAPグループ 代表取締役社長 瀬戸健氏
・「京の米老舗 八代目儀兵衛」
八代目儀兵衛 代表取締役社長 橋本儀兵衛氏
・「YOLU(ヨル)」
I-ne 執行役員プロダクトマネジメント本部 藤岡礼記氏
・「meliordesign(メリオールデザイン)」
DG TAKANO 代表取締役 高野雅彰氏
・「JINS SAUNA(ジンズ サウナ)」
ジンズホールディングス 取締役副社長 田中亮氏
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