11月14日、楽天グループ（以下、楽天）と、OpenAIは、AIプラットフォーム「Rakuten AI for Business」を2024年以降、本格的に提供開始することを発表した。

　Rakuten AI for Businessは、営業、マーケティング、カスタマーサポート、オペレーション、戦略策定、システム開発など、様々な企業活動を支援するプラットフォーム。

　具体的には、データ分析やチャート作成など実用的な分析の手助けを行う「Rakuten AI Analyst」や、企業の担当者が効率的により高度な消費者へのサービスを提供できるように手助けする「Rakuten AI Agent」、あらゆる資料を分析し必要な情報を提供することで顧客からの質問に迅速に回答する「Rakuten AI Librarian」などの機能を実装する。

　同プラットフォームは、スマートフォンやタブレットなどの様々な端末から、いつでもどこからでもアクセスができるため、利便性の高いインターフェースでの提供が可能。

　また、機密データは、楽天の通信網やクラウド技術を備えたデータセンターにおいて管理するため、エンドツーエンドでの安全なネットワーク環境で利用できる。

　今後両社は、楽天が保有するノウハウやデータとOpenAIのAI技術を活用することで、ECでの購買活動において新たな価値の提供を目指す。

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