楽天グループは、対話型AI技術を活用した新たなサービスの開発を目的に、OpenAIと協業することで基本合意した。これにより、消費者の購買体験の革新とビジネスパートナーの生産性向上を目指す。
今回の協業により、楽天が保有するデータやドメイン知識を活用し、楽天のサービスや製品などへのAI活用を進める。一方のOpenAIは、楽天に対して優先的に最新APIを提供し、そのサポートなども実施。これにより、双方にとって有益なビジネス機会の創出を目指す。
具体的には、楽天はグループの「Rakuten AI」技術と知見を、OpenAIのプラグイン・アーキテクチャーを活用したChatGPT製品開発に活かすことで、調査やデータ分析・在庫の最適化、価格設定、業務の自動化などで、自然な会話でAIを活用できるようにする。
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