博報堂買物研究所と楽天グループは共同研究を開始し、第一弾として楽天市場における購買行動を分析。分析にあたり、メンズとレディースで同一ジャンルの商品が同日に買われることを「ペア購買」ペア購買の中でもブランドやデザインがおそろいの商品が買われることを「ペアルック購入」と名付けた。
“ペア購買”が起こりやすいジャンル、トップは部屋着
楽天市場でペア購買が起こりやすいジャンルを分析。その結果、トップは「ナイトウェア・ルームウェア」となった。2位は「靴下・レッグウェア」3位は「スニーカー」という結果に。
またトップ3のジャンルにおけるペアルック購入者の割合も調査。その結果「ナイトウェア・ルームウェア(43%)」「靴下・レッグウェア(47%)」「スニーカー(54%)」と3ジャンルすべてにおいて、半数近くの人がペアルック購入をしていた。
「ペア購買層」の中心は30~40代
ペア購買の起こりやすい「ナイトウェア・ルームウェア」「靴下・レッグウェア」「スニーカー」の3ジャンルにおいて、購入者の年代を抽出。その上で、楽天全体のユーザーの年代層と比較(※)した。その結果、40代の割合が3ジャンルすべてにおいて最も大きく、楽天全体のユーザー層よりも6~11%高い傾向に。
※2021年内に楽天市場で1度でも商品購入をした20~70代のユーザー10万人と、3ジャンルのうち1つでもペア購買したことがある20~70代のユーザー10万人を比較
【分析概要】
期間:2021年1月1日(金)~2021年12月31日(金)※2022年5月にデータ分析実施
対象:20~70代の全楽天市場アクティブユーザーから個人データが特定できない形で1万人をランダムサンプルで抽出
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