クロス・マーケティングは「メタバースを認知し、かつ関心のある」と答えた全国15~49歳の男女857人を対象に、メタバースに関する調査を実施した。
メタバース要素のあるゲーム、「あつもり」「Minecraft」などが経験多数に
「メタバース要素を持つゲームをプレイしたことがあるか」と質問。その結果、26%の人は「プレイ経験あり」と答えた。
プレイしたことのあるゲームを聞くと「あつまれ どうぶつの森」「Minecraft」などの名前が挙がった。どのような遊び方をするかも聴取。その結果「マルチバトルに参加する」に最も多くの票が集まった。
アバターコミュニティの利用、3割超が「経験あり」
「アバターコミュニティの利用有無」について聞いたところ「利用している」と答えた人は31%に上った。
利用しているプラットフォームは「LINEプレイ」「VRChat」などが並んだ。また「アバターコミュニティで楽しんでいること」についても聴取。「お気に入りのスペースやコミュニティを見つける」「ネット上での友達と一緒に遊ぶ」などの回答が上位を占める結果に。
VR機器の保有は1割に留まる
VR機器の保有の有無について質問。その結果「保有している」と答えた人は10%だった。保有している機器は「PlayStation VR」「Oculus Quest 2」「Xperia View」など。
非保有者に購入意向を聞いたところ「とても購入してみたいと思う」「やや購入してみたいと思う」と答えた人の合計は60%に上った。購入の条件を聞くと「よりVR機器が廉価になったら」「より自分の自由に使えるお金が増えたら」など、金銭面が課題であることがわかった。
メタバースを始める条件、トップは「セキュリティがより担保できたら」
メタバース関連サービスを利用していない人に対し、メタバースは始める条件を聴取。その結果「セキュリティがより担保できたら」が32%で最多の回答に。次に回答数が多い項目として「もっと世間に広まったら(26%)」「メタバースのリスクが十分理解できたら(24%)」などが並んだ。
【調査概要】
手法:インターネットリサーチ
地域:全国47都道府県
対象:15~49歳の男女のうちメタバースを認知し、なおかつ関心のある人
期間:2022年8月26日(金)~2022年8月28日(日)
有効回答数:857サンプル
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