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伊藤忠商事、BtoB越境ECサービスの展開を発表 中国のECモールで流通する商品の調達が可能に

 11月15日、伊藤忠商事は、同社の子会社である伊藤忠繊維貿易(ITS)と、杭州史尼芙科技(以下、SNIFF)との合弁会社、浙江伊藤尼扶供応鏈(ITONIFF)が、日本の大手小売企業を対象に、中国国内で流通している商品を円滑に調達できるBtoB越境ECサービス「THE CKB X」の提供を開始したことを発表した。

 SNIFFは、主に日本のECモール出店者を対象に、中国のECモールで流通しているアパレル製品・生活雑貨などの商品が小ロット・多品種で調達できるBtoB越境ECサービス「THE直行便」を展開している。

 今回提供を開始するTHE CKB Xは、THE 直行便を日本の大手小売企業向けにカスタマイズしたもの。企業が持つ調達システムとの連携や、UIの改善、専属サポートチームの設置など、より円滑な商品調達に向けた対応を行う。

サービスの概要

 既に、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが運営するドン・キホーテでの導入が決定しており、アパレル製品や生活雑貨などの商品調達に活用される予定。なお、既存サービスのTHE 直行便は、SNIFFがEC総合支援会社の「いつも」と新たに合弁会社を設立し、サービスを提供していく。

 伊藤忠商事は将来的には、中国のみならず韓国や欧米などからの商品調達や、日本商品の世界各国への調達など、グローバルにサービスを拡大し、さらなる収益基盤の強化を目指す。

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2023/11/22 10:00 https://markezine.jp/article/detail/44187

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