事業者別に見た携帯電話の契約純増数では、ソフトバンクモバイルが独走、NTTドコモが苦戦という図式が続いていたが、6月の純増数では、1位ソフトバンクモバイル、2位NTTドコモ、3位イー・モバイルとなり、au/KDDIは4位に転落した。
KDDIは、2008年3月にツーカーのすべてのサービスを終了。減少を続けるツーカーとauの契約数の合計がKDDI全体の契約数となることから、au単独ではソフトバンクモバイルを上回っていても、KDDI全体の数字は下回る結果となることが多かった。しかし、ツーカーサービスが終了した現在、6月の純増数でイー・モバイルにも抜かれ最下位という結果に。
純増数の推移は、ソフトバンクモバイルの独走が続いているが、2位以下との差は徐々に詰まりつつある。7月11日にiPhone発売を控えているソフトバンクモバイルが、今後どのような動きを見せるか、auの動きと合わせて注目される。
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