SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第100号(2024年4月号)
特集「24社に聞く、経営構想におけるマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

生活の9割超がキャッシュレス決済を活用/特に「ポイント特典」を重視【電通調査】

 決済領域のマーケティング戦略支援を行う「電通キャッシュレス・プロジェクト」は、12月22日、「生活者のキャッシュレス意識調査」の結果を発表した。

9割超がキャッシュレス決済を利用すると回答

 まず、キャッシュレス決済の利用有無を調査。その結果、キャッシュレス決済の利用者(キャッシュレスが利用できるところでは「100%キャッシュレス」から「20%程度がキャッシュレス」の合計)は、93.5%となった。

直近1年間の日常生活において、あなたはキャッシュレス決済をどれくらいの頻度で利用していますか。

 また、直近1年間でキャッシュレス決済の回数が増えたかという質問に対しては、増えた人(「かなり増えた」「増えた」の合計)は59.5%。一方で減った人(「かなり減った」「減った」の合計)は2.6%となった。

2023年になってから(直近1年間で)、あなたの日常生活のお支払いやお買い物に占めるキャッシュレス決済の回数は増えましたか。

キャッシュレス決済利用者のうち約7割が「二次元コードモバイル決済」の利用経験がありと回答

  次に、キャッシュレス決済利用者に対して、利用したことがある決済方法(「現在、利用している」「利用したことがある」の合計)を尋ねた。すると、「二次元コードモバイル決済」が77.1%で最も多く、「カード非接触決済」が64.3%、「モバイル非接触決済」が60.8%と続いた。

あなたは、3つの決済方法を利用されていますか。

キャッシュレス決済利用者がの3割超が「ポイント特典」を重視

 続いて、日常生活で能動的にポイントをためている人の割合を調べた。その結果、能動的にポイントをためている人(「常に能動的にポイントをためている」「ある程度、能動的にポイントをためている」の合計)は88.8%となった。

あなたは日常生活で、能動的にポイントをためていますか。

 また、キャッシュレス決済の利用者に対して、最も重視することを聞いたところ、「ポイント特典」が35.4%で1位に。2位は「支払いのやりとりが速く済む」で13.1%、3位が12.5%「キャッシュバック特典」と続いた。

キャッシュレス決済手段についてあなたが「最も重視すること」をお知らせください。

キャッシュレス決済の利用頻度の高いとポイントの投資・運用サービスの利用意向も高い結果に

  最後に、スマートフォン事業者が提供するポイント投資・運用サービスの利用意向について調査を実施。サービスを利用したい人(「すでに利用しており、今後も利用したい」「利用していないが、今後使ってみたい」の合計)は64.0%となった。

 また、キャッシュレス決済の利用頻度が高い人ほど、ポイントの投資・運用サービスの利用意向が高く、「100%キャッシュレス決済を利用する」人は70.5%で、「現金しか使わない」人の29.0%と比較して41.5ptの差が見られた。

最近は、スマートフォン事業者がポイントの投資・運用サービスを提供しています。あなたはこうしたサービスを使ったことはありますか。

【調査概要】
目的:生活者の決済手段の変化および動向の把握
エリア:日本全国
対象:20~69歳男女1,000人(人口構成に基づきウェイトバック集計を実施)
手法:インターネット調査
期間:2023年11月17日~20日
機関:楽天インサイト

【関連記事】
「サステナビリティに配慮した生活をしたい」10代女性は7割超/意識・行動で7タイプに分類【電通調査】
2022年比で約3割が貯蓄減少、4割が支出増加/キャッシュレス決済の利用率は約7割に【デジコ調査】
キャッシュレス決済利用最多はクレジットカード/選ぶ決め手は「ポイント」【NTTコムオンライン調査】
PayPay、加盟店による販促を支援する「PayPayポイントアップ店」開始 第1弾はウエルシア
ロイヤリティ マーケティング、台湾・ベトナムの訪日客向けに共通ポイントサービスを提供開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/12/26 09:48 https://markezine.jp/article/detail/44371

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング