TOPPANは、12月12日、DXソリューションの提供を行うハートコアと共同で、ハートコアが提供するプラットフォーム「Dashiwake」を活用した「パーソナライズドWebサイト導入支援サービス」の提供を開始した。
Dashiwakeは、消費者の属性や興味・関心に応じて、企業の伝えたい内容をWebサイトや様々なデバイスへ出し分けが可能なおもてなしプラットフォーム。CDPなどの活用により、企業が保有・管理している顧客情報をもとにターゲティングを行う。
今回提供を開始する、パーソナライズドWebサイト導入支援サービスは、CDPを導入した企業の自社Webサイトでのパーソナライズコミュニケーションのコンサルティングや導入支援を行うもの。Dashiwakeの活用とTOPPANが持つマーケティングやCDPの知見を掛け合わせることで、CDP導入企業が有する顧客データを用いてWebサイトの成果最大化支援が可能になる。
具体的には、データアセスメント支援およびCDPデータ運用設計や、ターゲティング・シナリオ設計支援、パーソナライズコンテンツ開発・実装支援、パーソナライズドWebサイトのPDCA運用などを行う。
TOPPANは今後、同サービスをメーカーや契約型サービス/コンテンツ/インフラ/リテール業界向けに展開。2025年度までに関連受注を含めて10億円の売り上げを目指す。
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