広告運用自動化ツール「Shirofune(シロフネ)」を開発・提供するShirofuneと、コールトラッキングシステムの開発・販売を行うログラフは、Web広告のインハウス運用支援体制の構築に向けて、業務パートナーシップを締結した。
これまでのShirofuneは、GoogleアナリティクスやMA・CRMツール等とのデータ連携・広告運用の自動最適化は可能だったものの、コールトラッキングシステムとの連携は未実装だった。そのため、Web広告と電話問い合わせの成果の紐付けや可視化と分析はできない状態だった。
一方、ログラフが開発・販売する「Call Data Bank(以下、コールデータバンク)」は、電話からの問い合わせや注文等の成果をWebコンバージョンと同様に扱うことができたが、CRM等のデータも加味した広告媒体へのデータの紐付けを手動で行う場合があり、その作業には多くの時間を割く必要があった。
両社は電話によるコンバージョンを増やしたいと考える広告主の希望に応えるため、コールデータバンクとShirofuneのデータ連携を実現。コールトラッキングシステム業界にて豊富な経験を持つログラフのカスタマーサポートチームによるサポート体制のもと、両ツールを基にした、電話コンバージョンデータによるWeb広告の最適化はもちろん、分析やレポーティングまで自動化できる環境と、インハウス運用体制の構築を支援していく。
【関連記事】
・望ましいカスタマーサポートの手段は?日本のトップ3は「電話」「問い合わせフォーム」「メール」
・セールスフォース、電話チャネルとCRMを統合する「Service Cloud Voice」を提供開始
・ 「まず電話問い合わせ」が4割/保留時間など解決するなら対応は人でなくて良い【AI Shift調査】
・NTTドコモ、AIが電話応対業務を代行する「AI電話サービス」の提供を開始 電話応対業務を自動化
・電話CVの自動インポートを可能に ログラフのコールデータバンクがYahoo!広告API正式版と連携