Yahoo!はMicrosoftが提示した買収案に対して、評価額が低すぎるとして拒否。買収額の見直しが行われたが、折り合うことなく交渉は決裂し、Microsoftはもはや買収の可能性はないとしていた。
しかし、Microsoftは先週、著名投資家のアイカーン氏と協議を行い、8月1日に行われるYahoo!の株主総会で経営陣が入れ替わることがあれば、Microsoftは新しい経営陣と検索事業だけを買収するか、会社全体を買収するかについて話し合うことになりそうだ。
アイカーン氏が株主に対して送った書簡に対してYahoo!は声明を発表。Yahoo!経営陣は買収交渉に応じる準備があるとしているものの、Microsoftとアイカーン氏の動きに対して警戒感を示しており、「彼らに本当に買収する気があるなら、すぐに提案を行う用意がある」としている。
【関連記事】
・どうなるYahoo!買収? アイカーン氏参戦でMicrosoftが買収を再検討
・Microsoftは買収提案を取り下げ、しかしYahoo!には未練が…?
・Yahoo!からの回答なし、Microsoftの買収交渉は次の段階へ
・Yahoo!とGoogleが広告事業で提携、あくまでもYahoo!の独立性は維持