企業のメタバース活用に向けた実証実験
JP UNIVERSE、竹中工務店、TOPPAN、三菱自動車工業、三井住友フィナンシャルグループ、ヤマハ、TSIホールディングスは、オープン・メタバース基盤「リュウグウコク」において実証実験を始動した。リュウグウコクとは、RPG/メタバース制作ミドルウェア「PEGASUS WORLD KIT」を使って開発しているRPGプロジェクトのこと。
同実験では、ゲームおよびメタバースの体験と企業のプロダクト・コンテンツ体験とを合致させ、仮想空間に組み込む技術検証を実施。仮想空間において企業プロダクトを物理的に再現するだけでなく、その使い方や遊び方を実験する。
同実験を通し、ゲーム/メタバースの世界を企業の新たなマーケティングの場として発展させていく。
2040年の社会実態を予測するツール
国内電通グループ7社(電通、電通デジタル、電通東日本、電通西日本、電通コンサルティング、アイティアイディ、電通マクロミルインサイト)は、グループ横断組織「未来事業創研」が開発した「電通 未来ファインダー100」の 提供を開始した。
同ツールは、2040年の社会実態を予測して中長期先の未来から逆算し、クライアントの持続可能な事業創造を支援するものだ。表面と裏面で構成され、表面には公開済みの信頼できる外部情報を基にした市場規模予測や状態予測、社会課題予測などを記載。裏面には現在起きている具体的な兆しの事例や、2040年の未来で起こり得ること、そこに存在する機会を人・社会・事業それぞれの視点で記載している。
美容に特化したDSP
小学館は、美容感度が高いユーザーに向けた広告配信サービス「美的DSP」のリリースを発表した。同社が運営するオウンドメディア「美的.com」をはじめ、女性誌メディアの美容関連ページに訪れたユーザーのデータを活用して、美容・化粧品商材の広告配信を行う。
企業・ブランドの「ワールド」開発を支援
博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ、博報堂プロダクツの3社合同プロジェクト「HAKUHODO-XR」では、NAVERZ Corporationが運営するメタバースアプリ「ZEPETO」の公式開発パートナーとして、企業やブランドの「ワールド」開発を推進・支援するサービスをスタート。第一弾として、宇宙空間をテーマにしたオリジナルワールド「PLANET-DIVING」の提供を開始した。
同ワールドでは、企業・ブランドとのタイアップやコラボレーションを実現。商品、ロゴ、キャラクターの展示や、企業・ブランドの世界観に合わせた惑星のカスタマイズ、ワールド内で使用可能なブランドオリジナルアイテムの 開発・販売などを可能にする。
パッケージデザインのためのサービス
アマナは、クリエイティブサービス「amana packeX(アマナパケックス)」を開発した。
同サービスは、商品パッケージの画像制作をオンラインでサポートするもの。商品パッケージの画像制作をオンラインで受発注可能にする「amana packeX Entry」と、検討中のパッケージデザインをシミュレーションし、比較検討 することが可能な簡易画像生成システム「amana packeX Quick 3D」を搭載している。
