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CVRが167%に!ホットリードへの狙い撃ちを実現する、BtoB企業の行動データ活用の秘訣

3つの課題に共通する、本質的なマーケティング実現のカギ

 続いて、花田氏はリードクオリフィケーションについて言及した。手当たり次第アプローチをしているか企業に聞くと、3〜4割は「イエス」と答えるという。しかし「いつ、どんな動きを顧客はしているのか」がニーズの判断軸となり、本質的なクオリフィケーションといえる。

 たとえば、ウェビナーに参加したからといってニーズがあると判断するのは尚早だ。しかし、ウェビナー参加者が事例ページを見た場合、可能性は上がる。さらに機能ページや料金ページまで閲覧するといったアプローチがあれば、ニーズがあると判断できるだろう。どのタイミングでどんな行動をしたかでアプローチを判断することが、本質的なマーケティングを実現するカギだと花田氏は述べた。

 これら3つの課題に共通するキーワードはアクションとタイミングであり、マーケティングを活性化するポイントは「顧客がどんなタイミングで行動しているか」の把握にかかってくる。

意図を持った行動データ「インテントデータ」とは

 今や、ベンダーを経由しなくとも情報収集できる時代となった。実際に見込み顧客の購買プロセスのうち57〜70%が匿名で情報収集をしており、フォーム入力を経ていない。また、利害に関与しない第三者の情報がよいと判断し、50%がまとめサイトやメディアなどいわゆる3rdパーティ上で情報収集を完結させていることも判明している。

 花田氏はWeb上の行動履歴データについて、意図(intent:インテント)を持って起こした行動データ、すなわち「インテントデータ」と呼んだ。米国では7割の企業がインテントデータを用いたソリューションを利用しており、5~6割の企業がマーケティングやセールスに活用しているという。では、インテントデータを活用するメリットは何だろうか。

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CVRが67%アップ!“ニーズ狙い撃ち”のマーケティング

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この記事の著者

西原 小晴(ニシハラ コハル)

 京都府立大学農学部出身。前職は大手印刷会社にて化学物質管理のシステム開発&管理者。退職後、化学・建設・環境法規制などの知識を活かして大手企業のライティングを行う。現在はリードナーチャリング、セールスライティングをメインとするマーケターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社Sales Marker

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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2024/04/15 11:00 https://markezine.jp/article/detail/45178

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