博報堂買物研究所は、3月29日、設立20周年プロジェクトの第二弾として、日用消費財メーカー・小売業のマーケティング支援を強化する「リテールメディア・売場作りコンサルティングサービス」の提供を開始した。
同社では、シチュエーションごとに異なる買い物意識・買い物の仕方を行う生活者を「フレキシブルショッパー」と定義。その上で、買い物意識を基に8つのベースクラスターを設定し、チャネル、商品カテゴリー、用途などと組み合わせることでクラスターの特定ができるソリューション「フレキシブルショッパークラスター」を開発した。
今回提供を開始するリテールメディア・売場作りコンサルティングサービスでは、フレキシブルショッパークラスターを活用し、顧客分析の精緻化や買い物するシチュエーションに応じたリテールメディアプランニング、広告配信セグメント設定などを実施。これにより、同社は、日用消費財メーカー・小売企業のマーケティング支援強化を目指す。
【関連記事】
・節約意識が高い人の年間支出額が多い 意識と行動の両面から見る生活者変化/博報堂買物研究所調査
・Z世代のコマース行動は積極的に情報を獲得し、真偽を見極める「バイヤー型消費」【博報堂買物研究所調査】
・Data Chemistry、テレビ視聴ログデータで生活者をクラスター化 ターゲティング活用へ
・クロスロケーションズ、インフォネットと業務提携 AIを活用した顧客分析やロイヤリティ向上を目指す
・クロスロケーションズ、人流データ分析プラットフォームにおいてインバウンドデータ分析機能の提供を開始